木ノ下裕一と田中綾乃の歌舞伎対談
A15作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」

第四回は2022年7月17日㈰ 開催。お申込み受付中!

「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」第四回

現代にあう歌舞伎上演を続け、古典の魅力を様々な手法で発信している「木ノ下歌舞伎」主宰の木ノ下裕一さんと、哲学者で演劇評論家の田中綾乃さんによる対談シリーズ。作品が作られた時代の観客と演者双方について深く知ることで、今の時代に上演される意味に興味が湧き、一味違った共感や感動が得られます。

第一回は、鶴屋南北の『東海道四谷怪談』を細かく、「時代」「当時の劇界」「人物」「作品」の各方面から丁寧に読み解き、

第二回は、劇評と芸談の視点で迫る、時代物の狂言の中でも上演数の最も多い『熊谷陣屋』。作品を通して、劇評とは何か?劇評の歴史も振り返りつつ、歌舞伎の型(演出)や継承の意義なども語られ、歌舞伎についてより高い視座が得られました。

第三回は、「並木宗輔」。浄瑠璃の三大傑作『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』の合作者のひとり。南北や近松に比べて知名度の低い宗輔ですが、実はその凄さに肉薄する2時間、大盛り上がりでした。

第四回は、再び劇評家編。「菅原伝授手習鑑」から「寺子屋」を取り上げます。
現代の常識では測れない、身替りとして子どもの命を差し出す行為が眼目となる「寺子屋」ですが、今なお名作として人気が高いのはなぜでしょうか。
松王丸の行為は忠義なのか、はたまた主君を裏切る不忠なのか。源蔵の葛藤、松王丸の苦悩、松王丸夫婦の悲劇とは。


木ノ下さんのホワイトボードを駆使した解説も白熱!
●開講日時:2022年7月17日㈰ 13:30~15:30
●会場: 国立劇場伝統芸能情報館
●受講料:4,500円
●定員:60人(変更する場合もあります)
●登壇:木ノ下裕一 [木ノ下歌舞伎主宰]/田中綾乃 [三重大学准教授・演劇評論家]

第三回の詳細はコチラから ~オールアバウト歌舞伎ガイドの宗像陽子さんのサイトです
https://munakatayoko.hatenablog.com/entry/2022/04/29/103155

木ノ下 裕一 

kinoshita yuuichi

1985年和歌山市生まれ、2006年、京都造形芸術大学 在学中に古典演目上演の補綴・監修を自ら行う木ノ下 歌舞伎を旗揚げ。代表作に「三人吉三」「娘道成寺」「義経千本桜-渡海屋・大物浦一」など。NHKラジオ 「おしゃべりな古典教室」も評判。

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田中 綾乃 

tanaka ayano

名古屋市生まれ。カントの哲学・美学研究を行う一方、 長年の観劇経験から演劇批評に携わる。現代演劇の批評を中心に、歌舞伎や文楽の演目解説をはじめ、新聞・ 雑誌などでの劇評執筆多数。

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